毎日雨ばかり
鬱陶しいですなあ
家の中もじめじめ、頭の中もじめじめ
そこで気分転換をはかりに、はるか昔の歴史探訪へ出かけましょう。
ここ志布志は歴史の町。
はるか戦国時代より、貿易港として栄え、さまざまな武将が港を支配
しようとして、戦いを繰り広げては、栄枯盛衰の歴史を積み重ねてま
いりました。
時には島津家七代の当主島津氏久も、ここ志布志を拠点として、活躍
した時期もあり、その墓が残っています。
その結果、志布志城は県内屈指の大規模な山城になり、しかもその城跡
がほとんど残っているという非常に珍しい例だそうです。
今は城壁も空堀も樹木に覆われ、鬱蒼とした森になっておりますが、
当時は目の前の山々すべてが城柵ややぐらなどで防護されていたのかと
思うと、ちょっとだけ戦国の世の緊張感を感じたような気がしました。
平和な現代に生まれてよかったなあと、あらためて幸せを噛みしめる
ひとときでした。